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4wz7u9

AとBとCと

時間が、解決してくれると信じてた

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Bが、四年ぐらい付き合っていた彼氏と別れた。

てっきりゴールインするとばかり思ってた。


週末が寂しいというB。

それで私に電話をくれる。


少しだけまだ心がざわついているけど。

そういう友人でいられることはとてもうれしい。

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シングルベッド

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Bがうちに泊まって、初めて一緒のベッドに寝た夜。

私の狭苦しいベッドは、ようやく二人が横になれる程度。

寝つきのいい彼女は、さっさと寝息を立てていて、

私はというと、彼女を起こさないように邪魔しないように半分ベッドからはみ出しながら固まっていた。

自分の寝相の悪さは重々承知していたので、不用意に寝返りをうたないよう一晩中緊張していた。


若干まどろむと、なんか私が彼女にキスしている夢なんか見ちゃって、

あーもーなにやってんだ自分、思春期の男子中学生かー、と戸惑ったりした。


翌日は、ちょっぴり寝不足で、体中が凝っているんだけど、

それでも毎回そうなることを知りながら、彼女がお泊りに来た日は一緒のベッドで寝ることを期待したりしていた。


Bは、私がこんなことを思っていたなんて、気がつかなかっただろうけど。

・・・ごめん、下心ありありだったんだ。

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裏切り

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A「人なんて信じられない」

私「私はAを信じることにしているよ」

A「なんで信じられるの?」

私「なんでって言われても」

A「裏切るかもしれないじゃない」

私「裏切られるかもしれない可能性も含めてすべて信じているから、裏切られても後悔はしない」

A「・・・そんなの、わからないよ」


という会話を交わしたことがあったっけ。

結局裏切ったのは、私のほうだったわけだが。


何年たっても罪悪感は消えない。

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花火

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大学一年の夏。

当時まだ数回しか会ったことのないBを花火大会に誘った。

別に早くから場所取りをしたわけじゃないけど、二人だけだったので空いているスペースに滑り込んで、

開始時間直前に会場入りした割には、なかなかいいポジションで花火を望むことができた。


花火の打ち上げ最中は、会話なんてほとんどなかった。

二人して、ただただ光の連鎖に見入るだけ。

でも、その沈黙の空間が心地よかったことを覚えている。


花火が終わって、周りの人々があわただしく動き始めて、ようやく口をきいた。

彼女は、はしゃいでいた。すごいね、すごかったね、と繰り返した。

初めて花火をこんなに間近から見たという。

来年も一緒に花火を見ようね、と約束した。



大学にいた四年間。夏になるとあちこちの花火大会に一緒に行った。

二人きりだったのは、最初の一回きりだったけど。


夏になって、花火大会がどこかで毎週のようにあって。

彼女は今年、どの花火大会に誰と行ったのかな、と、ふと思う・・・。

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一番近かった人

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大学のときの友達B。


地元から離れた大学に進学した私には、当然のことながら大学に知り合いなんていなかった。

たまたま参加したとあるサークルの歓迎パーティで、私はBと出会った。

人見知りが災いして、壁の花と化していた私にすすすっと近づいてきた小柄な女の子。


後日知ったことだが、彼女もまた人見知りで、なんとなく一番話しやすそうな私に声をかけてみた、とのことだった。


積極的というか、いい意味でわがままな彼女のペースにいつの間にか巻き込まれていた。

気がついたら、私の部屋に入り浸っていた。

帰るのがめんどくさいといって、泊まっていったことも幾度と無くある。

冬は、狭いシングルベッドに一緒に。

夏は、どちらが床で寝るかジャンケン三本勝負とかしたりして。

Bに振り回されることは、苦痛ではなくて、むしろ喜びだった。

勝手に約束しておいて、遅刻したりするB。それを「ったく、しかたないなぁ(笑」って受け止めていられた。


そうして過ごすうちに、Bがこころの中の大半を占めるようになった。

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あなたが男だったら・・・

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と、大学のとき思いを募らせていた人に言われたことがある。

まさか、百合小説や百合マンガで定番のこのセリフを、自分が言われるとは。

なんだかうれしかった反面、非常に悲しかった。

自分が男に生まれなかったことに、ではない。

これ以上彼女を求めてはいけない、と気づかされたからだ。

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会わなければ、連絡を絶てば、Aとの関係は終わると思っていた。

メールは、用件以外返事しなかった。電話は、何回かに一回は居留守を使った。


うっかり捉まった電話で、好きとはいえなくて、彼女を泣かした。

罪悪感から、取り繕って、うやむやにした。それから一年近く、宙ぶらりんだった。

切り捨てるのは、怖かった。かといって、以前と同じように振舞うのは、どうやっても無理な話だった。

ただひたすら、かわし続けた。


大学二年のときにようやく「傷つけたくないけど、これ以上は無理」と伝えた。

これで自由になれると思った。私のことなんか忘れて、彼氏でもつくってくれれば気が楽だった。

だけど結局、私はまだAに対して腫れ物を触るようにしか、向き合えない。


Aは、ときどき思い立ったように電話をしてくる。

彼氏できた?と無邪気さを装って聞き、私がいないと答えると、大好きだよと、まるで決死の思いをこめたように言う。

私は笑ってごまかそうとすることしかできなくて、それがAを傷つける。


いいかげん見限ってくれよ。私はあなたに残酷な仕打ちをした女なのに。

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少女A

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便宜上その人の名をAとしておく。


高校で、冗談っぽくもてはやされていた私だったが、だんだんエスカレートしていった。

気がつくと、友人数人でやったお泊り会のときに、積極的にアプローチしてきたAと付き合うことになっていた。

何年もの月日がたった今では、どうしてそこまで燃え上がって、付き合うに至ったのかが思い出せない。

だがしかし、少なくとも、その瞬間だけは、本気だった。心の底からうれしかった。

恋に恋していただけで、浮かれて周りが見えなくなっていたとしても。

それは、私とAだけの秘密だった。二人だけの世界に、しばし酔った。感覚が麻痺していた、という意味でも。


でも、すぐに私はその熱から冷めてしまった。

周りの目を気にしながら、隠れて会わなければいけない背徳感。

重く、わずらわしいだけの束縛と相手の期待に応えられない不甲斐ない自分。

あまり猶予の残されていない受験勉強。


恋愛の真似事を続けることが苦痛になった私は、Aと別れようと思った。

でもヘタレである私には、自分から別れ話を持ちかけるなんてことができなかった。

大学受験を盾に、しばらく勉強に専念しよう、と言って距離を置いた。

受験後も、いろいろ理由をつくっては、二人っきりで会わないようにした。

高校卒業まで逃げ切れれば、別々の地の大学を選んだ私たちは、自然と消滅するものだと思ってた。

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環境

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小学校から中学まで女子校だった。

クラスメイトの間ではやっていたドラマや少女コミックスに描かれる恋愛至上主義に共感できないでいた。

中学のときから、もっぱら漫画は少年ジャンプ。

映画を見に行くのときも、アクションものを好み、恋愛ものは断固拒否した。

TVドラマなんて、一切見なかった。


高校は共学だった。

だけど、圧倒的に女が多かった。

そんな中で、なぜか女にモテた。

女子校で身についた、飾らなさが同性にウケたのだろう。

というか、からかわれて照れる反応を面白がられていただけなのかもしれない。

冗談で、「大好き」って言われては、舞い上がった。


あのとき、すべてを冗談のまま続けていられたら・・・私はあの人を深く傷つけずに済んだハズだ。

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